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久しぶりに漫画ネタ – 着せ恋11巻 –

2023.05.01

こんにちは、川澄です。

本日は久しぶりに漫画ネタです。

「その着せ替え人形は恋をする」 著者:福田晋一

1度、ブログでも紹介したことがある漫画です。 過去ブログ▶【コチラ
遅れましたが新刊11巻(2023年3月25日)が発売されています。
ブログの中でも触れていますが、素敵なセリフが多くて好きな漫画です。
新刊も期待通り楽しかったです。

着せ恋11巻 最新刊発売中

今回はそのセリフについてスポットを当てます。

※若干、ネタバレ含みますのでご注意下さい

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1巻から抜粋して私の好きなセリフを紹介します。

喜多川海夢(きたがわまりん)
コスプレ好きなクラスの人気者女子。ヒロイン。

① 人の好きなものバカにすんなよ by喜多川海夢 (1巻19ページ)

ナンパしてきた男が海夢の鞄に付けているキーホルダーを見て馬鹿にしたことを後日友人たちと振り返って出た言葉。
物語の序盤に出てくる言葉です。
シンプルな言葉ですけど、強烈です。
1巻~最新刊まで徹底しているのが、コスプレ文化を通じて「好きなもの」に対する向き合い方です。
自分の気持ちから対人関係、仕事にまで通づるものです。
最新刊では高校生である自分が成長して大人になることで生じる、好きなものへの「葛藤」が描かれている場面がある。
高校生目線と大人目線の両方で描かれていてここだけでも読み応えあります。
大人になると趣味の事になると多少引き目を感じることもあります。
そんな気持ちも重なって共感することが沢山あって思わず頷きながら読んでしまいます。

② 好きなものに男とか女とか関係なくない? by喜多川海夢 (1巻66ページ)

”男とか女とか”場面の流れでこのようなセリフになっていますが、
何かを好きになることに性別、年齢など制限なんてないことを一貫して伝えています。
失敗したくないとか傷つきたくないために駄目な理由や出来ない理由を先に探してしまうことはとても楽です。
そんな気持ちを持つ人物が描かれていきますが、
決して高圧的ではなく至って普通に前向きにさせる言葉や行動を海夢をはじめ色々な人が持っています。
そんな場面を見ると、過去自分でも上手くできるやり方があったのではないか?と考えてしまいます。
気持ちの描き方が上手くて共感を覚えるところもこの漫画が面白い理由のひとつです。

以上2つのセリフをご紹介しました。
基本的にコスプレとラブコメが同時に話が進んでいくのですが、
登場人物がそれぞれ魅力的で飽きないストーリー展開です。
ものづくりの観点でも楽しめる作品です。
私はアートが好きですが好きなものに対して向き合い方は、
作家さんの思いも含めて大事にしなければいけないと改めて感じます。

 

それでは次回ブログでお会いしましょう。

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ドゥジドゥ代表の川澄です

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