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\ ブログ_建築業編 /

現場管理の仕事

2022.10.10

こんにちは、川澄です。
本日は予定を変更して少し真面目な話をします。

ある席の場で少し引っかかる言葉を聞きました。

「現場監督ってブローカーみたいなもんでしょ?」

この場合、「ブローカー=仲介して手数料受け取る」という意味で発言でした。

初めに断っておくと、
仲介業は必要な職業で建設業界にもあらゆる場面で活躍する方が多く居ます。
ブローカーというと悪いイメージを想像される方も居るので、
私は嫌悪感や蔑視するような気持ちはないという事を言っておきます。

「現場監督=仲介して手数料を受け取る」仕事。

これは誤解です。

私が言いたいのは根本的に”仕事が違う”という事です。

なぜ、発言された方がこのような考えに至ったのかは分かりません。
最終的には現場管理の仕事について理解していただいたと思いますが、
一般的に仕事内容まで認知されていないことを知りました。

現場監督、現場管理業務の仕事は多岐に渡ります。
様々な業者と一緒に完成に向かって仕事をするのが現場管理の仕事です。

現場管理者が居なかったら、誰が現場をまとめるのでしょうか?
各業者が勝手に工事を進めていくのでしょうか?

管理業務は当然ながら見積書の中に反映されています。
多くの場合は諸経費や現場経費、現場管理費という項目の中に含まれています。
簡単に仕事について挙げていきます。

社内業務

・積算、見積
・工程表
・材料及び資材発注
・図面作成(実測図、施工図、製作図等)

現場業務

・現場調査
・現場採寸
・業者打合せ
・墨出
・資材管理
・保安管理
・工程管理
・清掃片付

主に上記のような仕事があります。
会社の規模や方針、現場内容、スタッフのスキルによっては分担されている業務もあると思います。
上記から抜粋すると、図面作成は設計士だけの仕事ではありません。
物件毎に必要な図面は変わってきますが、特注製作物が多い店舗工事は必須です。
建具の枠1本から図面を描きます。棚板1枚でも図面を描きます。
既製品を使わない場合はどんな物でも必ず図面が必要です。
そして、良い仕事をする為に大事な納まり図(施工図の中に含まれる)も描きます。
大工さんのように自分で工事をする事はないですが、現場管理の図面や指示で現場は動いていきます。

現場業務をした後、社内業務も行うのが現場管理の仕事です。

初めの言葉に戻りますが、

「現場監督ってブローカーみたいなもんでしょ?」

この考えが悲しかった。
えっ?そんな風に思われていたの…..。

現場で日々一生懸命仕事をされている現場管理の方々にも
こういった間違った認識を持たれるのは業界的にも良くない。
正しい認識を持って頂きたい為、現場監督、管理の仕事について紹介しました。

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私がドゥジドゥ代表の川澄です。

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